
〜内転筋を鍛えて“痛み知らずの快足”を手に入れよう〜
運動会シーズン、リレーの選手に選ばれたり、ダンスの練習に励んだりと、お子さんが一生懸命な姿は親として誇らしいものですね。
しかし、最近お子さんにこんな様子はありませんか?
- 「練習から帰ると、膝の下をさすっている」
- 「走る時に顔をしかめたり、痛がったりする」
- 「しゃがむ動作が辛そうに見える」
実は、ダッシュやストップ、ジャンプが急激に増えるこの時期、お子さんの膝には大きな負担がかかっています。その痛み、単なる疲れではなく『オスグッド(成長期の膝の痛み)』かもしれません。
今回は、痛みを我慢せずに運動会を乗り切るための「身体の使い方」と、改善のカギとなる「内転筋(ないてんきん)」について分かりやすく解説します。
1. オスグッド(成長痛)の正体とは?
なぜ「成長期」に膝が痛むの?
オスグッドは、小学校高学年から中学生くらい、まさに骨が急激に伸びる時期に多いスポーツ障害です。

- 主な原因: 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の使いすぎ
- 状態: 硬くなった筋肉が、まだ柔らかい「膝の骨」をグイグイと引っ張り、炎症が起きている状態
イメージとしては、「強すぎるゴム(筋肉)が、柔らかい棒(骨)を引っ張りすぎて、付け根が剥がれかけている」ようなものです。
2. 改善のカギは「内転筋(内もも)」にあった!
膝だけをケアしても治りにくい理由
膝が痛いとき、膝を冷やしたり太ももを揉んだりするケアは一般的ですが、実は見落とされがちなのが「内ももの筋肉(内転筋)」です。
内転筋が弱いとどうなる?
内ももの筋肉がうまく使えていないと、走る時に重心が外側に逃げてしまいます。すると、太ももの前の筋肉が「これ以上外に逃げないように!」と必要以上に頑張ってしまい、さらに膝の骨を強く引っ張ってしまうのです。
内転筋を鍛える3つのメリット
- 膝の負担を分散: 内ももが働くと、太もも前の筋肉の「頑張りすぎ」が解消されます。
- フォームが安定: 体の軸がブレなくなり、真っ直ぐ力強く走れるようになります。
- 走るスピードがアップ: 地面を蹴る力が逃げにくくなるため、タイム向上にも繋がります!
3. 親子で実践!「走れる膝」を作る簡単セルフケア
① 【トレーニング】内転筋にスイッチを入れよう
まずはサボっている内ももを呼び起こしましょう。
- 立った状態でバスタオルなどの大きいタオルを丸め股のすぐ下で挟みます。

- 立った状態でかかとを外側に開きつま先をくっつけます。
その状態で背筋を伸ばして立ち、10秒キープです!これを3回行ってください。

⚠️ 注意ポイント
動作中、お腹の力が抜けて体が丸まりやすいので、頭の先を天井に引っ張られるイメージで背中を真っ直ぐ伸ばして行いましょう。
② 【ストレッチ】太ももの前を緩めよう
骨を引っ張っている、太もも前の筋肉を優しくほぐします。
- 壁に手をついて立ち、片方の足の甲を持ちます。

- 持った足のかかとをお尻に近づけます。
太ももの前が「痛気持ちいい」範囲で20〜30秒間キープします。

⚠️ 注意ポイント
腰を反らしてしまうと、太ももが十分に伸びず、腰を痛める原因になります。お腹を少し凹ませ、背筋を伸ばして行いましょう。
4. 痛みは「もっと上手に走れるようになるサイン」
オスグッドは、お子さんが全力で練習に打ち込んでいるからこそ起こる症状です。 「痛いから練習を休みましょう」だけで終わらせず、この機会に「膝に負担をかけない、効率的な身体の使い方」を身につけていきましょう。
早めにケアを始めることで、痛みを減らすだけでなく、運動会当日を最高のパフォーマンスで迎えることができます。
※こんな時は「おおの鍼灸整骨院」へ相談を
- じっとしていてもズキズキ痛む
- 膝の下が大きく腫れて熱を持っている
- セルフケアをしても痛みが変わらない
無理をすると骨の変形が進み、完治まで時間がかかってしまうこともあります。当院では、痛みの緩和だけでなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」という根本的な原因(身体の使い方やバランス)を分析し、一人ひとりに合わせた最適な施術を行っています。不安なときは、我慢せずお早めに、おおの鍼灸整骨院にご相談くださいね。
まとめ
運動会を最後まで笑顔で走り抜くために。
- 太ももの前を柔らかくほぐす
- 内もも(内転筋)を使えるように整える
この2つを意識して、お子さんの頑張りをサポートしてあげましょう!当日のゴールテープまで、親子二人三脚でコンディションを整えていけたら素敵ですね。