「椎間板ヘルニア」はどのような病気?

椎間板イメージ

ヘルニアとは椎間板が飛び出したものを言います。椎骨と椎骨の間には「椎間板」というクッションがあります。この椎間板が生活習慣や外的要因によって衝撃を受け変形をきたし飛び出したものを椎間板ヘルニアといい、神経を圧迫して痛みやしびれなどの症状を起こすのを「腰椎椎間板ヘルニア」といいます。

その痛みは本当にヘルニアなのか?

おおの鍼灸整骨院には、「座っていると腰がジンジンする」「腰が痛くて歩くのがつらい」など、いろいろな症状の方が来院されます。
よくある例をお話しさせてください。

腰に痛みが出たときや下肢にしびれや違和感が出たときに多くの方が整形外科に行かれます。
そこでレントゲン検査をして、病院の医師に「腰の骨の関節が狭くなっているからヘルニアですね。」と言われることがあります。

ヘルニアのレントゲンイメージ

あなたの痛いところは腰だけですか?
腰だけが痛いならば、ヘルニアではない可能性が高いです。

「腰が痛いのはヘルニアのせい!」
これは間違っています!

ヘルニアの症状は、下肢の痛み、しびれ、筋力低下、感覚鈍麻などがありますが、腰に痛みが出るというのは別の原因があります。

MRI検査で、「ヘルニアがあるから腰痛なんだ」これも先述のとおり間違いです。ヘルニアが出ていても症状がない方もいます。画像検査でヘルニアの有無を確認し、徒手検査でヘルニアによる神経症状が一致して初めてヘルニアの診断となります。
※無症状のヘルニアは60歳未満では20%、60歳以上では40%の方が持っているという研究結果もあります。

つまり、腰の痛みは「ヘルニア以外の原因がある」ということです。

整形外科で画像のみでヘルニアと診断され、神経痛の薬を飲み、腰椎けん引をしているが改善しない方は、ほかに原因がある可能性が高いです。

痛みにより、結果的に身体の筋肉のバランスが崩れて、ヘルニアのような症状が出てしまう場合、痛み止めやブロック注射をしても一時的で、本当の改善は難しいです。

まずは、『本当にヘルニアなのか!?』を確認しましょう。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアが起こるのは2通りあります。外的要因(激しいスポーツ・重いものを持った時)によって起こるのと、中腰の姿勢や長時間のデスクワークなどによってヘルニアが生じます。

このようなお悩みはございませんか?

  • 常に脚に違和感がある
  • 前かがみになると太ももの裏側がしびれる
  • 足が痺れて歩くことがつらい
  • 重たいものを持つのがしんどい
  • コルセットをしないと不安
  • 寝床で寝返りを打つと痛くて起きてしまう
  • 病院でもらった痛み止めが効かない
  • ブロック注射を打っても効果がわからない
  • 足に力が入らず踏ん張れない
  • 手術するしかないと言われた
腰痛イラスト

おおの鍼灸整骨院の椎間板ヘルニア施術方法

おおの鍼灸整骨院では、ヘルニアの起こったメカニズムを徹底的に解析することで、ヘルニアの原因の大半が筋力不足による不良姿勢だったということを突き止めました。

施術中

姿勢不良の原因である筋肉のバランスの崩れを整え、つらい症状を改善します。
ヘルニアの方に必要な治療法とは、神経の炎症を抑える消炎鎮痛剤やブロック注射、神経抑制剤といった投薬治療だけではなく、ヘルニアの根本的な原因を改善することです。
ヘルニアが神経を直接圧迫しているものは手術対象になることもありますが、その場合は、どのような体勢をとっても下肢に痛みやしびれが出ます。
そうでないものは、おおの鍼灸整骨院の「インナーマッスルトレーニング」で改善することができます。そして、再発防止のために姿勢矯正プログラムをおすすめします。

ヘルニアによる神経症状がおしりや脚に出ていてあまり改善しないのであれば、ぜひ市川市・松戸市・市川大野、おおの鍼灸整骨院へお越しください。