肉離れかなと感じたときは、おおの鍼灸整骨院で速やかに治療しましょう。
肉離れとは、スポーツや日常生活の中で筋肉が急激に引き伸ばされ、筋肉の一部もしくは全部が切れてしまった状態の事を言います。
運動中に強烈な痛みが生じ、歩行困難になった場合は、肉離れを疑ってください。
ダッシュした時などに「ブチッ」という音が聞こえることもあります。
肉離れの症状
- 痛みが強く、体重をかけられない
- ケガした筋肉を伸ばしたり、力を入れたりすると痛みが強くなる
- 断裂した部位がへこんで内出血を起こす
- 断裂部位を中心に熱を持って熱く感じる
肉離れの原因
1.筋肉の疲労
筋肉のケガの原因のほとんどがケア不足による疲労です。筋肉は疲れると本来の力が出せないだけではなく、柔軟性も低下するので、少しの負荷でも損傷しやすくなります。
2.筋肉の柔軟性の低下
疲労していなくても、ストレッチ不足により柔軟性が低下している人は、劣化したゴムが切れやすいのと同じように、肉離れを起こしやすいです。
3.筋力不足
筋肉の柔軟性に問題がなくても、筋肉が持っている以上の力で引き伸ばされた場合は耐えきれずに切れてしまいます。
4.骨盤の歪み
大腿四頭筋・大腿二頭筋は骨盤に付いています。骨盤が歪んでしまうと筋肉に力が入りづらくなり本来の筋力を発揮できなかったり、柔軟性が低下したりします。
5.直接の外力
筋肉自体に問題がなくても硬いものに強打したり、ぶつけたりした場合に筋組織が傷ついて起こります。
肉離れかも?と思ったらしてほしい事
- 運動を即時中止する
- 氷や冷水で患部を15分以上冷やす(湿布では冷却力がないので、必ず氷または冷水で冷やしてください)
- とにかく安静
- おおの鍼灸整骨院に来院
肉離れを起こした時にやってはいけない事
- 痛めた筋肉をセルフマッサージ
- 痛いところを温める
- ストレッチ
- 痛みをガマンして運動する
肉離れは、筋肉が切れて筋組織の中で出血を起こします。この出血が筋肉の腫れ(腫脹)になりますので、少ないほうが治療期間も短くなります。
上記は、血行を促進してしまうので出血があった場合、悪化します。
また、ガマンしてしまうと筋肉が固まり周囲の組織と癒着したり、出血した血液が血種(血の塊)になって、筋肉が骨化する骨化性筋炎を起こすこともあります。
骨化性筋炎を起こすと治るのに3か月以上かかります。
おおの鍼灸整骨院の肉離れ施術
①受傷直後は、急性期の炎症を抑えるためにRICE処置が基本になります。
炎症を抑え、組織の回復を図るためにハイボルテージ治療器という電気治療機器をつかって施術をし、出血を抑えるために圧迫包帯をします。
②炎症期が収まったら、硬くなった筋肉を鍼灸治療にて本来の柔軟性に近づけます。
③柔軟性が出てきたら、筋力を取り戻す筋力トレーニングをします。
最初は簡単なインナーマッスル運動から、徐々に強度を上げていきます。
筋肉の再生には、時間がかかります。具体的な流れとしては、
- 炎症の消失
- 断裂部の仮癒合
- 断裂部の癒合
- 断裂部の筋細胞の再生
という段階を踏みます。
1・2の時は痛みを感じることが多いです。
3になるとほとんど痛く無くなりますが、4の筋細胞の再生まで治療をしないと強い力に耐えることが出来ません。
また、3の状態で治療を中止すると、再度肉離れを起こしやすくなります。
「肉離れはクセになる」というのは、3の状態で治療を中止してしまって適切な治療をできなかった結果によるものなのでしっかり治療をするように気を付けましょう。
肉離れを起こしてしまった、過去に肉離れをしたところが痛むなどのお悩みがある方は、市川大野・市川・松戸・船橋エリアおおの鍼灸整骨院にご相談ください。