肩こりとは

肩こりとは、様々な要因から肩や首の筋肉の血流が悪くなり、筋肉が緊張している状態を言います。
筋肉の緊張が特に強くなっている場所はコリができてしまい、このコリが身体の色々なところに重だるさや、痛みを発生させます。

日本では国民の実に2人に1人以上の割合で肩こりを感じています。
なぜこんなにも多くの人が肩こりに悩まされているのでしょうか?

『猫背』で起こる肩こり‼

肩こりの原因は日常生活、仕事の内容によってそれぞれ違います。
しかし、原因は様々でも肩こりの人にほぼ共通していることがあります。
それは背中が丸まった姿勢不良とそれに伴う筋力低下です。

デスクワークで長時間座っている人や下を向いてスマートフォンを見ていることが多い人は、背中が丸まりやすく、猫背になってしまいます。

猫背が起きると頭が前に突っ込んだ姿勢になってしまいます。
頭の重さは約5~6㎏ですが、頭が前に突っ込んでしまうと、首や肩にかかる負荷が2倍~3倍ほどになってしまいます。
そのため、頭を支える首や肩の筋肉に負担がかかるため、筋肉の緊張が強くなり肩こりを引き起こしてしまうのです。

つらい肩こりを放置してしまうと?

肩こり解消イメージ

肩こりは放置していて治ることはありません。
放置することにより更に血流が悪化し、筋肉だけではなく関節の動きも制限してしまい『四十肩・五十肩』の原因になります。
また骨格が歪むことにより背骨に沿って走行する自律神経がストレスを受け、自律神経の疲れから眼精疲労、頭痛、めまいなどの症状を引き起こすこともあります。