こんにちは。おおの鍼灸整骨院です。

今回は特に成長期の子供に多いオスグットのケアについて紹介していきます。

まず、オスグットとは、膝下にある骨の出っ張りの部位が痛くなる病気です。
原因としては、スポーツなどで膝を伸ばす力の繰り返しにより、前ももの筋肉である大腿四頭筋が膝下の骨を引っ張る力が過剰にかかり、軟骨部が剥がれることで生じます。成長期の子供は特に、骨が急激に軟骨から成長する時期であるため、この影響を受けやすくなります。

オスグットのケアについて

ケアに関してですが、運動後のクールダウンをしっかりしてあげましょう。痛みのでている膝の下に氷嚢などをあてしっかり冷やしましょう。

その後、疲れた筋肉をほぐす、伸ばす事で筋肉の柔軟性を高めます。
1番手軽にでき、なおかつ効果の得られる方法がストレッチです。

右の図のように長座の姿勢から片方の膝を曲げ身体を倒します。この時、前ももがしっかりと伸びていることを確認し、右のお尻(指を差している所)が浮かないように注意します。
10秒~15秒伸ばしたのち、身体を1度起こし筋肉を緩めます。
この動作を5セットほど繰り返し、左右両方とも行います。これだけで膝にかかる負担を軽減することができます。

前もものストレッチ

子供は大人に比べて自己修復能力がものすごく高いため、ケガや痛みが起きても少しの手助けをしてあげるだけで、すぐに良くなっていきます。ですが、我慢したり放っておいたりして痛みや関節の不安定感を残してしまうと、その後の生活や将来にも支障がでてしまう可能性が出てしまいます。

オスグットだけでなく、スポーツでの痛みやケガでお困りの方は、高塚新田、東松戸、市川大野エリアのおおの鍼灸整骨院にご相談ください。