気温もどんどん下がってきて冬も本番といった天気になりましたね。

先日のブログで頭痛の種類、緊張性頭痛の際のセルフケアをご紹介しました。

今回は当院で行っている頭痛に対しての鍼治療についてご紹介します。

鍼治療

鍼

鍼治療とは言葉の通り、鍼をつかった治療法です。

鍼で身体を刺激していくと鎮痛作用を持つホルモンが分泌されて、脳に痛みを伝える神経の働きを抑えます。
また、鍼を刺すことにより刺した場所周辺の血行がよくなります。

上記の記事の通り緊張性頭痛の原因は肩まわりの筋肉の血行不良です。その緊張しているところに刺すことにより筋肉が緩みやすくなります。

これらの鍼治療の効果を働かせるために、当院では筋肉やツボを狙って施術していきます。

鍼治療のメリット

筋肉を直接刺激することが出来る。

頭痛を引き起こす原因は後頭下筋群の緊張があります。

この筋肉は身体の中の深いところにありその表面を僧帽筋が覆っています。

そのためマッサージをしても直接触ることが難しい筋肉なのです。ほかにも身体の表面に   ある筋肉でも、分厚い為にマッサージの刺激が筋肉全体に伝わらないこともあります。

そこで、鍼を使っていくと手では届かない筋肉の深い部分に施術することができるので普段ではできないところにアプローチをかけることが出来ます。

リラックス効果・自律神経のバランスが整う

鍼の刺激により、鎮静効果のあるホルモンが分泌されます。

それにより、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

その結果、身体を動かすときに働く交感神経よりも休ませるために働く副交感神経が優位になることによりリラックス効果が期待できます。

頭痛を引き起こす方はデスクワークや仕事場の環境でストレスが溜まってしまっている方も多くいます。筋肉のアプローチだけでなく神経のアプローチも入ることにより、さらに治療の効果が見込めます。

交感神経・副交感神経

まとめ

鍼治療と聞くと怖くて抵抗のある方も多いのではないかと思います。ですが鍼の太さは髪の毛1本分(0.1㎜)ほどの太さしかございませんので刺された時の痛みはあまりございませんのでご安心ください。

そして、当院で使用する鍼は1回の施術で使い捨てする鍼になります。

そのため衛生面でも安心して治療を受けていただけると思います。

他にも身体の悩み、鍼治療のことについてきになることがございましたらお問い合わせください。