こんにちは!市川大野のおおの鍼灸整骨院です。
「夜、肩が痛くて眠れないのだけど、何か良い方法はありますか?」
と聞かれることが多いので、肩関節のお話をします。
肩の痛みに悩んでる方へ
『肩が痛くて動かなくなって整形外科に行ったら四十肩(五十肩)と言われた・・・』
「四十肩 Or 五十肩って何?」
四十肩・五十肩とはあだ名みたいなもので、正確に言うと『肩関節周囲炎』と言います。
『肩関節周囲炎』とは、肩関節の周りの筋肉が炎症を起こして 肩関節の動きが悪くなった状態のことをいいます。
ハッキリとした原因は特定しにくいのですが、洗濯物を干そうとしたときや棚の上のものを取ろうとしたときなどに肩や腕に違和感を感じたり、少しの痛みが出たりしたものが悪化して起こることが多いです。
最初は小さな筋肉の損傷でも放っておいて痛みが強くなったり、関節の動きに制限が出てしまうのです。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の症状
『肩関節周囲炎』の症状は、大きく分けて急性期、移行期、拘縮期の三つがあります。
その中から急性期の『肩関節周囲炎』の症状と対策を話していきます。
基本的に急性期は、炎症が強くて、痛みで肩が動かせない状態になります。
炎症による痛みが強いので安静にしていてもズキズキ痛いし、動かしても痛い・・・
特に患者さんを悩ませるのは、『夜間痛』です。
夜に肩が痛くて寝れないのは辛いです・・しっかりとした睡眠がとれないと疲れも溜まりやすく、症状が悪化してしまい、更に痛みが増すという悪循環になります。
そこで、少しでも夜間痛を少なくする対策を話します!!
夜間痛を少なく夜を過ごすために
その対策法は簡単に言うと眠るときの姿勢です。
写真のように上を向いて寝る時に痛い方の肩の隙間にクッションやタオルなどを挟んであげると痛みは少し減ります。
肩関節周囲炎を起こしている方は内巻き肩になっていて、上を向いて寝ていると肩が少し宙に浮いている状態になってしまいます。すると、肩の関節を安定させるために筋肉に力が入って痛みが出てきてしまうのです。
簡単な解消法ですが、肩の隙間にクッションやタオルなどを挟んであげるだけで肩の関節が安定して痛みが減ります。。
また、痛い方の肩を下にして横向きに寝る姿勢は、痛みが強くなるので避けた方がいいです。
まとめ
肩に負担をかけない姿勢をすると夜間痛を軽減できるので、悩んでる方は試してみてください!!
ただ、四十肩、五十肩は、放っておいてもすぐに良くはなりません。肩の痛みでお悩みでしたら、東松戸・高塚新田・市川大野エリアのおおの鍼灸整骨院にご相談ください!