スポーツ外傷-オスグットとは…-

こんにちは!
おおの鍼灸整骨院の花見です!

11月となり、今年も終わりが見え始めてきましたね。季節的にもいよいよ本格的に寒くなってきましたね。ですが、この時期になるとだんだんと熱くなってくる事がありますね!

Jリーグのシーズンが終盤を迎え、盛り上がりってまいりました。テレビでの中継が無い日もあるのでなかなかリアルタイムで見ることは少ないですが、選手もファンも優勝に向けて頑張ってほしいですね(^^)
市川大野にも、アーセナル市川サッカークラブやフッチサッカークラブなどのクラブチームに加え、市川学園高校や市川東高校にサッカー部と最近のサッカー人気はすごいですよね!市川大野駅にも多くのサッカー少年を見かけます。子ども達が頑張っている姿はすごく応援したい気持ちになれるし、僕も頑張らないといけないなぁとそう感じさせてくれます。

そんな僕らにしてあげられる最大の応援が、練習または試合後のケアですね!子ども、プロを問わず、選手生命が短くなる原因は身体の痛みやケガになります。しっかりとした準備やケアをすることは大きなケガを防げたり、痛みを緩和することに繋がります。

クラブや部活動に励む子ども達、特に小学校高学年から中学生において、多い症状の1つに『オスグット・シュラッター病』があります。ここ最近では名前は聞いた事があったりとメジャーになりつつあるこの症状ですが、まだまだ知られていない事も多いです。今回はこの『オスグット』についての症状とそれに対するケアをお話したいと思います。

まず、『オスグット』の症状ですが、膝のお皿の少し下にある骨の出っ張りの部位が痛くなります。最初のうちは練習後に違和感を感じたりする程度なのですが、症状が悪化していくと走る時に痛みがでてしまい、日常生活等で歩くことすらできなくなってしまうこともあります。日によって痛みが出たり出なかったりする時があるので、そのまま我慢してしまう子が多い症状です。

この症状は子どもの成長に密接して起こります。身長が急に伸びてき始めたり、練習メニューが上がったり等の変化に対して筋肉が追いつかず受傷してしまうケースが多いです。
筋肉の成長は骨の成長と違い、急激に大きくなったりはしません。よって、骨の成長が急激に進んでしまったりすると、筋肉が引っ張られ負担がかかってしまいます。しかし、筋肉の柔軟性が高ければ筋肉の引っ張る力をやわらげる事ができます。
つまり、原因は筋肉の柔軟性の低下から始まっているので膝だけ治療していてもよくならないんですよね。

続けて、ケアに関してですが、運動後のクールダウンをしっかりしてあげましょう。痛みのでている膝の下に氷嚢などをあてしっかり冷やしましょう。その後、疲れた筋肉をほぐす、伸ばす事で筋肉の柔軟性を高めます。1番手軽にでき、なおかつ効果の得られる方法がストレッチですね。右の図のように長座の姿勢から片方の膝を曲げ身体を倒します。この時、太ももの前側がしっかりと伸びていることを確認し、右のお尻(指を差している所)が浮かないように注意します。10秒~15秒伸ばしたのち、身体を1度起こし筋肉を緩めます。この動作を5セットほど繰り返し、左右両方とも行います。これだけで膝にかかる負担を軽減することができます。

子どもは大人に比べて自己修復能力がものすごく高いため、ケガや痛みが起きても少しの手助けをしてあげるだけで、すぐに良くなっていきます。ですが、我慢したり放っておいたりして痛みや関節の不安定感を残してしまうと、その後の生活や将来にも支障がでてしまう可能性が出てしまいます。ただの成長痛だと思わずお早めにケアをしてあげたほうが良いですね。

おおの鍼灸整骨院では『学生さん応援!』としまして
2回目以降の治療費を一律 300円、自費診療に関しても一律 500円
となっております。
クラブや部活動後のケアでも構いません!スポーツでの痛みやケガでお困りの方は、高塚新田、東松戸、市川大野エリアのおおの鍼灸整骨院にご相談ください。

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